社会福祉法人 和光会 梅林園

  • 「困ったらダジャレで何とかなる」

     介護職(男性)が日々感じた事を話す、略して「介

    男話」です。

    今回も委員会で配布したコラムなんですけど、改めて

    読み返すと「一体何を書いてんだオレは…」なんて思

    いますが、まぁ書いちゃったモンはしょうがないです

    。ひまつぶしにどうぞ♡

    委員会が始まるまでの暇つぶしコラム

     『 困ったらダジャレで何とかなる 』

     私は兄弟が7人いて、両親と9人で暮らしていた。

    小さな部屋に布団を敷いて、川の字どころではなく、

    家族全員ごった返して眠っていた。ある日なぜか夜

    中に目を覚ますと、隣にいたはずの父親がいなかっ

    た。その事を母に伝えようとしたら母は布団の中で

    泣いていた。私はなぜか話しかけたらいけない気が

    して声をかけなかった。翌朝、次男と次女が丁稚奉

    公に出る事が決まり、昨夜末っ子が死んだ事を知ら

    された。その年は気候が悪く、畑が不作だったから

    山の神様も怒って村の子供が何人か「神隠し」にあ

    った。私は学校に行くのをやめ、家の手伝いをする

    事になった。末っ子の死因を聞くような残酷な事は

    しなかった。「そういう事」と理解するしかないか

    ら…

     そう僕に話してくれたFさんは、食事の時必ず両

    手を合わせて「頂きます」と言い、食事を残す事は

    なかった。

            おしまい・・・?

    …アレ?あっさり終わってしまった…こういうピンチ

    の時も含め、どんな事でも「これさえあれば何とかな

    る」という物があります。例えば食品だと「チキン

    ラーメン」食事としてのみでなく、そのままおつま

    み・おやつでもこれさえあれば何とかなります。味

    付けなら「あらびき塩コショウ」果物以外はこれか

    けといたら大体何とかなります。動物園なら「ウサ

    ギ」人気・認知度、どちらも高く、室内・外OK、

    エサやり・抱っこ可、どんな動物園でも「ウサギ」

    がいたら何とかなります。ユニクロで言えば「黒」

    やたらとカラーバリエーションを押して来ますが、

    黒買っておいたら大体何とかなります。夫婦の会話

    だと「解る」嫁さんがママ友や近所の人の愚痴等を

    話してきたら、なるべくゆくりと「解るわー」と返

    していたら大体何とかなります。他にもお土産に迷

    ったら「ポンデリング」、とりあえず初めは「パー

    出しとく」、「出し巻きたまご」注文しとく、「一

    旦ダイソーで探す」、こういった事で大体何とかな

    ります。

    では、介護職にとって「これさえあれば何とかなる

    」は何だと思いますか?「優しさ」「いたわり」と

    か「笑顔」や「知識」とか、それぞれ浮かんだと思

    います。どれも正解、不正解という事ではないと思

    いますが、僕は介護職の「これさえあれば何とかな

    る」は「知ろうとする」だと思います。立てるのか

    、トイレに自分で行くのか、会話はどの位行えるの

    か等、その利用者の状況を知らなければ必要な介護

    も解りませんし、その利用者の家族、過去、体験を

    知ったり、知る為の会話等を通して「情」や「結び

    つき」が生まれ、それが「優しさ」や「いたわり」

    の源となるのだと思います。医者や教師の様に勉強

    をして資格を取り、プロとして働くのではなく、介

    護職は「働きながらプロになっていく」と僕は思っ

    ています。だから4月で異動となったり、新しい利

    用者が入ってきたり、自分自身の体力や記憶力が衰

    えたとしても、利用者の事を「知ろうとする」事さ

    えしていれば、その利用者への介護のプロになって

    いき、何とかなると思います。その積み重ねが介護

    のプロなんだと思います。例え寝たきりで会話が出

    来ない方であっても「知ろうとする」ならば、とて

    も多くの事を知る事が出来ます。(口を開けるタイ

    ミング、尿量、暑がり、皮膚のもろさ、面会家族か

    らの思い出話、インテーク用紙etc…)

    皆さんも「これさえあれば何とかなる」を考えてみ

    てはいかがでしょうか。僕はFさんの話を知る事で

    、Fさんが食事に介助が必要になった時、なるべく

    完食してもらいたいと思ったし、仕事として以上の

    感情が生まれたし、顔のシミや手のシワ、白髪、一

    つ一つの意味をほんの少しだけ知る事が出来た。

    つまり介護は僕にとって「シルバーの意味を知る場

    」なのだ…

              おしまい

         (Everything will be all right)

  • たくたく会~秋の言葉遊び~

     先日、妖怪展に行きましたが一番好きな妖怪は「すねこ

    すり」と再認識できた行事委員の叶です。

     秋のたくたく会が行われました(^^)/先月利用者の皆さん

    で収穫したサツマイモや、園の備蓄米を使って、秋の献立

    を皆さんに召し上がって頂きながら、秋にちなんだダジャ

    レ等の言葉遊びを放送し、秋を感じてもらいました♪

     サンマの塩焼き、栗ご飯、豚汁、スイートポテトと秋満

    載のメニューを皆さん美味しく召し上がり、言葉遊びの放

    送を楽しまれました☆☆皆さん素晴らしい作品でしたが、

    利用者Sさんが特に感動した2選は「栗ひろい 綺麗な紅

    葉 秋の風」「コロナはもう 秋(飽き)秋(飽き)だ」です

     秋を満喫できた一日でした(^^)/

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  • 「父」

    【内容】

     介護職(男性)が日々感じた事を話す、略して「介男

    話」です。

    今回は接遇向上月間という事で、委員会にて配布した

    コラムになります。ひまつぶしにどうぞ♡

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    『父』

     僕は子供の頃に父親と遊んだ記憶が無い。それどこ

    ろか、朝7:00頃仕事に行き、夜22:00頃帰ってくる父と

    は接する機会すらほとんど無かった。そういうもん

    だと思っていた。そんな状況だったからか、父は僕

    ら子供との接し方というか、距離感というか、そう

    いうのが解らず、例えば僕に注意しようとしても母

    に向かって「まさしに◯◯しなさいって言いなさい

    」と母を通して言うのだ。だから当然父と僕には薄

    らとした気まずい壁が出来上がっていた。

     僕は18歳の時家を出て(千葉→福井)1人暮らしを

    始めたのだが、出発の日、母と妹は「寂しくて泣い

    ちゃうから見送りに行かない」と泣きながら話し(

    もう泣いてるやん)父が車で東京駅まで送ってくれ

    る事になった。もちろん車内では無言。ボソッと「

    天丼でも食うか」と言うと、蕎麦屋に立ち寄った。

    それぞれ注文し食べ始めるのだが、父はサッサと食

    べ終えてこっちを見ている。1,600円位した天丼なの

    に、サッサと食えというプレッシャーを与えてくる

    。相手のペースに合わせるといった気遣いや思いや

    りのないオッサンなのだ。僕も急いで食べ終えた。

    その後見送りといっても、別れ際は「じゃ」と「お

    う」だけだった…

    4月から1人暮らしを始め、夏休みはバイトに明け暮

    れ、9月の平日に日帰りで家に帰った。当然父は仕

    事で妹は部活の合宿だったので、家には母だけだっ

    た。母に大学の事やら1人暮らしの生活の事なんか

    を一通り話し、まぁ父は22:00頃まで帰ってこない

    し、15:00頃帰ろうと家を出たら、ひょっこり父が

    帰って来た。「もう帰るのか」「まぁね、明日も

    バイトだし」「コレ電車で食べなさい」とミスター

    ドーナツの箱を渡してきた。そしてまたあの時と

    同じ様に「じゃ」と「おう」で別れた。

     駅のホームで電車を待ちながらドーナツの箱を

    開けると3種類のドーナツが3つずつ入っていた。

    「3人でお茶をしようと会社を早退してきたんだ」

    そう思うとなんだか泣けてきた。「一緒に食べよ

    う」と言えない不器用な父に対し、サラッと別れ

    た自分が本当に愚かに思え、「1人で9個も食べら

    れないよ」と駅のホームで泣いた。

     それから時は経ち、僕も父親となった。ある日娘と

    マックに行った時、僕はサッサと食べ終わり、娘が

    食べている所を眺めていた。本当に美味しそうに食

    べていて、その仕草が愛おしいのだ。ところが娘が

    突然「父ちゃん急がせないでよ」と言った。父はあ

    の時天丼を食べている僕を見ていたのだろう。大き

    く育って、1人暮らしを始めるんだなぁなんて考えて

    いたのだろう。気遣いや思いやりがないのは僕の方

    だった。「すごく美味しいよ」の一言でもなんで言

    わなかったのだろう。最寄駅ではなく東京駅まで送

    ってくれたのは、一緒に食事をする為だったのだろ

    う。僕は両親と離れた所にいるし、姉も妹も嫁にい

    っているから、恐らく父は将来施設に入るのだろう

    。今72歳だからこの10年以内の事だ。もし父が施設

    に入って、職員がタメ口で人権を無視する様な対応

    をしていたら、僕は本気でブチ切れるだろう。僕の

    父は僕を育てる為に、朝から晩まで何十年も働いて

    くれた大切な人だからだ。でもそれは、今、目の前

    に居る利用者も、これを読んでいるあなたも同じな

    のだろう。そんな事を接遇向上月間に想ふ…

    (おまけ)

    これを読んでいると高倉健みたいな寡黙で渋い人物

    をイメージするかも知れませんが、僕の父の見た目

    は鶴瓶と西田敏行の間です。

  • 芋の収穫

     イグノーベルの世界展に行き、昔、家にあった「ニ

    ャウリンガル」と再会をはたした行事委員の叶です。

     園内の畑にてさつま芋の収穫を行いました(^^)/今年

    は「紅あずま」といってホクホク系のさつま芋を植

    え、立派なさつま芋がゴロゴロ収穫出来ました♪土

    いじりが好きな利用者さんも多く、職員よりも上

    手に土を掘り起こし、芋の植え方や堀り方のコツ

    を教えてくれたTさん!ありがとうございます(^^)/

     好きな芋料理で「芋饅頭」や「芋ご飯」等、色

    々出ましたが、焼き芋が一番人気でした☆

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     収穫した芋は来月の「たくたく会」にてお昼ごは

    んに提供しますのでお楽しみに

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  • 10月 誕生日会

     芋.蛸.南瓜に、猫も加えるべきだと思う行事委

    員の叶です。

     10月のお誕生日会が行われました。本日のお誕生日

    ケーキは秋にちなんだマロンケーキという事で、「

    楽しみだ」「私は栗が大好きだ」という話が朝から

    飛び交い、皆さんマロンケーキを美味しく召し上が

    れておりました(^^)/

     お誕生日プレゼントも「こんなんして貰ったの初

    めてや」と喜ばれたり、何故か隣に座っていた利用

    者さんが感動してうれし泣きをしてしまったりと素

    敵な誕生日会になりました♪♪

     10月生まれの皆さん!本当におめでとうございます

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「三つの基本理念」

「仁愛」

愛と正義の人道主義。人の生命、人格を最大の価値とする。
相互に人間として人格を認めた付き合い方を行うこと。
入居老人の方、及び職員同士が、互いに人格ある人間として
尊い、協力する心を持たねばならない。

「誠実」

誠実に介護、療養生活サービスを提供することにより、社会国家、
世界平和に貢献する。組織人としての自覚を持ち、自らの職務を
誠実に、且つ、礼儀正しく遂行せねばならない。

「研鑚」

科学的合理主義の考え方に立ち、社会心理背景、政治経済動向
を踏まえ、客観的合理性のある施策を行い、介護老人福祉施設と
しての自らのハードソフト両面の資質の向上に日々努めなければ
ならない。