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広報誌こもごも

当園の広報誌「こもごも」は、「悲喜(ひき)こもごも」より名付けています。
「悲喜(ひき)」とは「悲しさと喜び」、「こもごも」は「入り混じる。次々に」を意味します。
総じて「こもごも」は一人ひとりの心の中が、嬉しさと悲しさで入り混じっていることとなります。
当園の広報誌は、利用者様のおひとりおひとりの毎日に寄り添ったものでありたいとの願いを込めて作成させていただいております。

介男話11。あの日の思い出。

手づかみで食事をする文化の人ってどうやって、もずく食べるんだろう・・。と言う事で介護職(男性)が日々感じた事を書く、略して介男話です。

看取りケアの方がお亡くなりになりました。僕は介護を20年近くしているから、それこそたくさんの「死」に触れてきた。正直利用者の「死」に対して、悲しいという感情より、「長い間お疲れ様でした」というか「よくこれまで頑張りました」というか上手く文章で表せないのだが、そういった感情の方が先に浮かぶ。

そして「死」に対して悲しみや寂しさを感じておられるその方の家族を見ると、自分の大切な人への想いとリンクし、一気に悲しみの感情がこみあげてくる。その後、荷物を片付けたり、ふとした時に「あんな事や、こんな事あったなー」なんて思い出してニヤニヤする。そして新たな出会いがやってくる。

お亡くなりになった方は、不用意に近づくと手が出てくる事があった。車イスからベットへ移乗する時、1番痛い横腹の上の方の肉をチミー!!とつねられた事もあった。

食事をお膳ごとひっくり返された事もあったし、にっこり笑って「おおきに」って言って下さった事もあったし、配膳した時「アンタが食べ」と気づかって下さった事もあった。

この思い出達に「良い」も「悪い」もない。思い出す度に、ただ顔がニヤける。そしてふとした時に思い出す。

僕は介護職に適性があるのかは解らないが、介護が好きだと、その度に思う。

なんだか利用者と触れ合いたい気持ちがこみ上げてきた。

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僕の軽快なトークと洗礼されたダジャレを披露しに行く。

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介男話10。マスクこもごも。

「母の日」はカーネーション、「父の日」はビール飲み放題、という風習作ってください。

と言う事で介護職(男性)が日々感じた事を書く、略して介男話です。

コロナウィルスにより生活の様々な所に変化が生じている。その中に1つに「マスクの着用」がある。

認知症の高齢者と接する時、それが例え何百回目であったとしても、毎回「初めまして」といった感じの方は

割と多い。そんな時、僕達介護職は「あなたの事良く知ってますよ」「あなたへの害意はありませんよ」といっ

た解りやすいサイン=「笑顔」を見せる。

これがマスクの着用によって半分隠れてしまうのだ。こんなもん、おいしいキムチがあるのに、ご飯炊くのを

忘れたみたいなもんだ(ちょっと違うか)

そこでいつもよりホホを上にあげ、目じりをいつもより下げ、見えている部分をフル活用して笑顔になるのだが、

それをくり返していると汗をかいている事もあり、マスクの内側の繊維がモロモロになり、唇と鼻の間の空間で

チロチロと動き、なんだか鼻毛がでているような感じがしてとっても不快なのです。

そこで休日に嫁さんへその事を話し、ツルツルした素材のマスクを買いに行く事を告げると、

嫁「いや、アンタ毎日 鼻毛でているし」

いや ぜったい 出てませんし!!

というか、もしそうなら

都度言って!!

そこは身内として!!毎日ってなに!!

と言う事で心のオアシス利用者になぐさめてもらいに行く。

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どっちでもええやん・・・。

いや、良く見て!!出てないから!!

早くマスクをしなくても良い日が来て欲しい、、。

息苦しいし、暑いし、鼻のあたりがチロチロなって気持ち悪い(あっ!!何もでてませんよ!!)

食中毒注意予防について、重ねてお願い

ご家族様におかれましては、いつもご理解、ご協力ありがとうございます。

現在食中毒注意報発令中です。職員一同、施設にて取り扱う食品については、十分注意致しておりますが、持込み食については、ご家族様の協力が必要となります。

抵抗力が落ちている高齢の方は、少量の菌でも食中毒になりやすく、症状も重症化しやすい傾向があるため為、衛生ならび感染予防と致しまして、原則、消費期限・賞味期限が記載されている食品に限ります。生物(刺身などの魚介類)や、ご自宅で調理された物(自家製のジュース、果物の皮をむいたりカットしたものも含む)はご遠慮ください。

健康管理部

介男話9。このご時勢。

きかんしゃトーマスが不気味に見えるのって僕だけ?と言う事で介護職(男性)が日々感じた事を話す、略して介男話です。

コロナウイルスによって世界中で多くの尊い命が失われ、1日でも早く終息する日が来ることを願っているのですが、後向きで居続けるのも嫌なのでポジティブに考えてみる。(決してコロナウィルスが広がって良かったと言う事ではありません。)

・コンビニの女性店員からお釣りをもらう時、差し出した僕の手に触れないようにちょっと落とす感じで渡されるとショックだったが、今はトレーで受け渡しをする為、傷付くことは無くなった

・マスクで隠れるから、多少ヒゲを剃らなくても何となくゴマかせる

・小学校が休みの間、出された宿題を手伝っていた嫁さんの基礎学力が上がった(小5レベルに)

・面会制限の中ビデオ通話されている方を見ていて、「あぁ、大切な家族をお預かりしているんだな」と改めて思う事が出来た(本当に心から思う)

・パン屋さんのパンがむき出しではなく個包装されていて安心(あげパンの砂糖がトレーの上でピザパンにつく事がなくなった)

・自治会の集まりがほとんど中止となった(会長さんゴメ~ン)

・園内での行事が集団で行えない為、巡回型となったが、だからこそ出来たことがあり良い経験となっている

・・・と、ここまで書いて次に「娘の学校が休みの間、家族と一緒の時間が増えた」と

書こうとして手が止まった。そして「母に会いたいんです」と本音を言って下さった、ある利用者の息子さんの顔が浮かんだ、、、。

後ろは向かない、ポジティブに!!こんな時期だからこそ笑顔で!!

面会に来られて親子ゲンカして夕方には「アイツはホンマに、、。」「まぁまぁ、立派な息子さんだよ」なんて日常が戻ってくるように。

ハードルは、たけーし、心配もするケド。

出来る事を1つ1つしていく。

心からそう思う(何か書き出しとテイスト変わってしまった・・・。)